Lv.56になると、闇の精霊の推薦依頼に「妖精の女王ティア」が追加される。この連続依頼を進めると、妖精と契約でき、以降の旅を共にすることになるのだが・・・
妖精システムの概要
この「妖精」は家門内で共有し、育成によって様々なスキルを覚えさせることが出来、突き詰めていけば冒険の強力なパートナーとなる。特に、プレイヤーのHPが指定値を下回った場合に、自動で手持ちのポーションを使わせる「不思議な応援」というスキルを覚えさせるため、数多のプレイヤーが日夜、妖精の育成に励んでいるのだ。
しかし、妖精のスキルは狙って覚えさせることが出来ない。7種類ものスキルから抽選で選ばれたものを習得し、更にスキルによってはⅠ・Ⅱ・Ⅲ・・・といった具合にランクがあり、どのランクのスキルを覚えるかもランダムになっている。
妖精自体にもランク(等級)があり、高い等級の妖精ほど覚えられるスキルの数が多く、高いランクのスキルを覚える可能性も上がるのだが、妖精の等級を上げるためには高価な素材がいくつも必要であり、課金アイテムに頼るプレイヤーも少なくない。最初から等級の高い妖精が出現することもあるが、こちらもランダムとなっており、可能性はとても低い。
妖精はエンドコンテンツ?
ここまで聞くと、「妖精ってエンドコンテンツなんじゃ?」と思われるだろう。しかし、それは妖精に究極の性能を求めた場合の話であり、どこまで求めるかによって難易度は変わってくる。
妖精を連れて旅がしたい(難易度:低)
妖精の外見は1パターンだが、可憐で美しく、音声付きで言葉も喋る。召喚にコストはかからず、プレイヤーの周りを常に飛び回って、ファンタジー感を増幅してくれるため、「とりあえず連れたい」「性能は気にしない」という場合は、連続依頼を進めて契約するだけなので、時間は少々かかるが、難しい事は何もない。
オートポーションの機能が欲しい(難易度:中)
「性能は低くても構わないから、オートポーションの恩恵にあずかりたい」という方は、連続依頼で妖精を手に入れたら、後述の育成を行おう。運が悪いと、結構な長期戦となるため、難易度は中程度といったところだが、無課金のライトユーザーでも十分に狙える範囲だ。
高性能なオートポーション機能が欲しい(難易度:高)
オートポーションのスキル「不思議な応援」にはⅠ~Ⅴのランクがあり、高ランクの応援ほど使用間隔が短くなり、強敵との戦闘において有利になる。しかし、そのためには等級の高い妖精が出るまでレアアイテムのトレードを繰り返し、出た高い等級の妖精を育成→高ランクの応援を覚えなければ契約を破棄し、再び等級の高い妖精が出るまでレアアイテムのトレードを繰り返す、あるいは課金アイテムで妖精の等級を上げて更に育成する、という作業が必要となるため、最早エンドコンテンツの域に入る。当ブログはライトユーザー向けのため、詳細な解説は割愛する。
妖精入手の連続依頼
闇の精霊から連続依頼を受けるためには、Oキーで開く依頼ウィンドウ下部のコンテンツボタンを点灯させる必要がある。すると、闇の精霊の推薦依頼に「妖精の女王ティア」が追加されるので受注しよう。そしてカーマスリブ寺院に向かい、連続依頼を進めよう。
妖精ガチャ
連続依頼を完了すると「封印された妖精の羽」を入手する。右クリックで使用すると、4つの等級/5つの性格からランダムに選ばれた妖精を、アイテム(羽)の形で取得する。
1等級が最も多く、3~4等級はほとんど出ない。性格は口調と、発光した際の色に関係する。発光は「アタニスホタル」を使用した時と同様、キャラクターの周囲を明るくする機能で、妖精がスキル「夜明けの星」を覚えた場合に使用できる。妖精自体が光るわけではない。
性格「元気な」の発光が、電球色に近い自然な感じのライティングになる。「優しい」は緑、「寡黙な」は青、「キザな」はピンクで、いずれも結構ビビッドな色に照らされる。「静かな」は黄色で、「元気な」の発光に近い。
性能は度外視で、とにかく早く妖精を連れたいという場合は、取得した羽を右クリックすると案内される「幼いカーマスリブ」のそばで羽を使用しよう。連続依頼で調べたカーマスリブ寺院内の白く光る木が「幼いカーマスリブ」だ。使用後、名前を付けて契約し、画面左上の妖精アイコンから妖精ウィンドウを開き、召喚ボタンで呼び出そう。
オートポーション等の機能を狙いたい場合は、なるべく高い等級の妖精と契約することをおススメする。妖精はレベルを10上げる毎にスキルをランダムで取得するのだが、等級によってレベルの上限、つまり覚えるスキル数の上限と、覚えるスキルのランクが変わるためだ。ただし、高い等級の妖精でも、低いランクのスキルを覚えてしまう可能性もある。
高い等級の妖精が出なかった場合は、Oキーの推薦依頼から「永遠の友達」を受け、「レイラの花びら」を集めて妖精ガチャを繰り返そう。花びらは放置釣りや闇の精霊の冒険等で手に入る。なお、受注には依頼タイプ「一般」を活性化させておく必要がある。
1回のガチャにつき「レイラの花びら」が2個必要になる。4等級の羽はまず出ないので、3等級が出るまで粘るか、妥協するなら2等級だろう。なお、妖精は複数契約することは出来ないため、新しく契約したい場合は既に契約している妖精を「故郷に帰す」必要がある。妖精ウィンドウの左下「放す」ボタンから帰そう。召喚中の場合は一度召喚を解除するとボタンが出現する。
ちなみに、季節イベントやログインボーナス等で、羽を直接入手することもある。その場合は上記の依頼は不要で、連続依頼さえ完了していれば直ぐに使用して契約することが出来る。
妖精の育成
妖精にスキルを覚えさせたい場合は、契約後に妖精ウィンドウの「成長」ボタンから育成を行う。無課金プレイヤーの場合は、不要な緑等級以上の装備を妖精に与えることで育てよう。これまで貯め込んできた武器箱・防具箱の出番だ。取引所に装備を預けている場合は、それも活用できる。箱のままでは与えられないため、開封してから使うこと。足りなくなったら、取引所で購入するのもアリだが、この先の冒険でも箱は手に入るため、気長に育てよう。
レベルが10上がる毎に7種類のスキルからランダムで1つを覚える。同じスキルを重複して覚える事はない。例えばレベル10で「不思議な応援Ⅰ」を覚えた場合、レベル20以降で「不思議な応援Ⅱ~Ⅴ」を覚えることはない。
妖精の等級とレベル上限は以下の通りだ。
等級 | レベル上限 | 覚えるスキルの総数* |
---|---|---|
1等級 | 10 | 1 |
2等級 | 20 | 2 |
3等級 | 30 | 3 |
4等級 | 40 | 4 |
無課金の場合は、レベル上限まで育て、希望するスキルを覚えなかった場合は「故郷に帰す」で解約し、別の妖精と契約しなおして再度育成しよう。
覚えるスキルの候補
以下の7種類からランダムで覚える。
スキル名 | 効果(スキルランクにより変動) |
---|---|
こそばゆい息吹Ⅰ~Ⅴ | 潜水限界時間+5~30秒 |
羽のようなステップⅠ~Ⅴ | 所持重量105~125%未満まで行動鈍化防止 |
妖精の涙Ⅰ~Ⅳ | ペナルティーなく即時復活(再使用12~1時間) |
乾かない井戸Ⅰ~Ⅴ | 熱中症/低体温症にかかった時、精製水/トウシキミ茶を自動使用(再使用30~5分) |
夜明けの星 | プレイヤーの周りを明るく照らす |
不思議な応援Ⅰ~Ⅴ | HP/MP等減少時、ポーション自動使用(再使用6~2秒) |
恵みの手Ⅰ~Ⅴ | 5~20個の料理/エリクサー等のアイテムを自動使用 |
不思議な応援Ⅰを覚えたら
無課金のライトユーザーなら「不思議な応援Ⅰ」を覚えた時点で満足することをおススメする。Ⅱ以上を狙って解約→再契約→再育成をしたところで、再びⅠ以上を覚える保証はないからだ。Ⅰでも十分に役に立ってくれる。
覚えたら、妖精ウィンドウの「ポーション設定」から使用条件の設定を忘れずに。どのくらいHPが減ったら、何を使わせるのかを設定できる。なお、設定は家門内のキャラ毎に行う必要がある。
妖精に使わせるポーションはHPポーション(超)がおススメだ。ポーションは、下位の物3つを簡易錬金することで、上位のポーションを1つ作ることが出来る。小→中→大→超まで合成できるので、バッグ枠の圧縮にも役立つ。