Lv.23になると、シーズンパスから「プガルの釣竿」を貰える。非常に優秀な釣竿で、これ一本で釣りを始めることが出来る。「黒い砂漠」において、釣り（放置釣り）は代表的な金策で、楽してお金を稼ぎたい方はこの記事を参考に始めてみよう。
釣竿の他に準備したいもの
前述の通り、釣りは釣竿一本で始められるのだが、釣った魚はバッグに入り、バッグがいっぱいになるとそれ以上は釣ることが出来なくなる。また、釣った魚には24時間の消費期限があり、時間の経過とともにどんどん傷んでいく。この傷み具合に応じて、売却価格が下がってしまうのだ。
しかし、これらの問題を解決できるアイテムが存在する。それが「シムチョンの神妙な水槽」というアイテムだ。この水槽を持っているだけで、釣った魚が50匹までここに自動的に入り、バッグの圧迫を防ぐことが出来る。また、水槽に入った魚は傷む速さが1/5まで落ちるため、売却価格の下落をかなり遅くすることが出来る。
入手にはひと手間かかるのだが、一度手に入れれば家門内の全キャラで使えるため、是非入手したい。
シムチョンの神妙な水槽の入手方法
水槽は「朝の国」で入手することが出来る。途中で実際に釣りをする場面があるので、メインキャラで「プガルの釣竿」を装備しておこう。そして「初心者ガイド補足③倉庫の拡張と運用について」で作成したサブキャラで入手クエストを進めるのがおススメだ。釣竿はいずれかのキャラで装備さえすれば、家門内の全キャラで共有できる。レベルは１でも構わない。
水宮へ
まずは「朝の国」にある「水宮」という場所を目指す。「南浦ムドゥル村」「タルボル村」「ノプセ稲の村」のいずれかの厩舎で旅行者の馬をレンタルし、NPC検索（画面右上の虫眼鏡）で「盲目のシム」を検索して、シムの場所まで向かおう。マップで下図の場所を直接指定して向かってもいい。
到着したら「盲目のシム」を見つけて話しかけておこう。
シムのいる崖の先端に青い下向き矢印があり、その下の海に「水宮」への入り口となる「渦巻き」がある。助走をつけて崖先からジャンプし、渦に飛び込もう。
失敗して瀕死状態になることも多いが、死にはしないので、慌てず落ち着いて「渦巻き」まで泳ごう。近づくと水宮へワープできる。
ドリオを探して連続依頼を受ける
水宮に入ったら、本殿に向かおう。本殿手前で左に曲がり、階段を下りてさらに奥に進むと、水場に「ドリオ」というNPCがいる。
そのまま話しかけるだけでは依頼が発生しないので、O（オー）キーで依頼ウィンドウを開き、推薦依頼タブから「[生活]冥界の力を込めて、魚をもっと新鮮に！」を探し、▼をクリックして展開。「未受諾：思いがけない出会い」のルート表示ボタン（下向き矢印）をクリックすると、[一般]優先タイプを活性化するかどうかの通知が出るので「はい」で決定する。
すると、ドリオの頭上に虹色の貝殻のアイコンが現れるので、話しかけて依頼「思いがけない出会い」を受注する。釣りをしろと言われるが、まずはそのままドリオと「会話」しよう。完了したら、その場で「＾」キーを長押しすると釣竿を構えることが出来る。
構えたらSpaceキーを押せば、釣りの開始だ。しばらくすると魚がかかり「Spaceを押して開始してください」というメッセージが出るが、これは無視しよう。面倒なミニゲームがスタートしてしまい、失敗することも多いからだ。無視してもしばらく待てば魚が釣れる。釣れると再び自動で次の釣りが開始される。これが「自動釣り」「放置釣り」と言われる所以だ。指定された数を釣ったら、右クリックで釣りを終了できる。右クリックだけでは終了できない場合は、Sキーを押しながら右クリックしよう。そしてドリオに話しかければ依頼の完了だ。
なお、ドリオからの依頼は４つ続き、それぞれ達成すると「五色を帯びた貝」を入手する。要求される魚の数は増えていくが、さほど時間はかからない。計４個入手したら、次は「盲目のシム」に会いに行こう。
盲目のシムからの連続依頼をこなす
シムに会うには一度水宮を出る必要がある。入口まで戻ると脇に立て札があり、調べると専用の出口へのルート案内が表示されるので、Tキーで追っていこう。間違っても海中に出ないように。
「不思議な地図」というオブジェクトまで案内されるので、調べるとワープ先を問われる。シムから近い南浦ムドゥル村を選択しよう。
南浦ムドゥル村に出たら、先程釣った魚を売却してしまおう。緑等級の魚は「貿易管理」のNPCに売却するのがセオリーだ。釣った場所から管理人までの距離が遠いほど高く売れるが、緑等級クラスだと誤差範囲なので、傷む前にここで売ってしまおう。画面右上の車輪マークをクリックすると案内される。
貿易管理人に話しかけ、貿易メニューをクリックすると上図の画面に遷移する。交渉ゲームを選択すると売却価格を上昇させられる可能性があるが、面倒なら「全売り」で構わない。
売却が済んだら、厩舎番から再び旅行者の馬を借り「盲目のシム」を目指そう。シムに話しかけ「シムチョン伝」という連続依頼を進める。
途中で再び水宮へ向かう工程があるが、画面右端の受注依頼一覧を右クリックして表示される自動ルートに従うと、大海原に泳ぎ出てしまう。必ず「渦巻き」からワープするようにしよう。水宮にワープ後は、自動ルートでOKだ。
更に先では、海底での探し物がある。ここでは操作に若干注意が必要だ。普通に泳ぐだけではどんどん上昇し、海面に出てしまうので、一度Qキー（潜水）で上昇を防いでから泳ぐようにしよう。また、海中では急な方向転換が出来ない。水宮に戻る際は、一度後退して体の向きを整えてから戻るといい。
ちなみに、潜水可能時間を過ぎると強制的に海面まで上昇してしまう。海面に出ると泳いで戻る事は困難なため、その場合はEscキーからメニューを開き、キャラクター→脱出で水宮に戻ろう。脱出には30分のリキャストがあるため、必ず右上のミニマップに「水宮」と表示されていることを確認してから行うこと。「マゴリア」と表示されている場合は、一旦潜水して水宮の上に移動すれば表示が変わるはずだ。
シムチョンから水槽を貰う
盲目のシムからの連続依頼を終えると、いよいよ水宮のシムチョンから水槽を貰うことが出来る。シムチョンに話しかけると「思い出を振り返る」という依頼が表示されるので、受注して「五色を帯びた貝」を４つ全て渡そう。晴れて「シムチョンの神妙な水槽」をゲットだ。
放置釣りと魚の処分
放置釣りを始めよう
水槽をゲットしたら、寝る前や出勤前などに放置釣りをさせてみよう。基本的に水辺であればどこでも釣りは可能だが、おススメは「丸々と太ったシーラカンス」が釣れる場所だ。
数々の貴重なアイテムに交換できる他、金塊に交換すれば1匹50万シルバーの価値がある。シーラカンスが釣れる場所は公式サイトで具体的に紹介されているが、メインキャラを毎回そこまで移動させるのが面倒なら、サブキャラをもう一体作り、古代の石室でスタートさせ、べリア村の海辺に連れて行って釣り用のキャラにするのもいいだろう。なお、水槽はカラの状態であれば倉庫に預けることができ、別キャラで取り出すことが可能だ。
釣った魚の処分
シーラカンスは釣りあげた時点で画面右上の「財貨リスト」に登録され、傷むこともないので処理は不要だ。他の魚は以下の方法で換金しよう。
まずは皇室納品を
「皇室釣り納品」というシステムがあり、納品するとシルバーの他、黄金のお礼の印章という財貨も入手できる。何より魅力的なのが、釣った場所からの距離に関係なく、250％の価格で引き取ってもらえ、痛みによる減価がない点だ。黄色等級と青色等級の魚のみの取り扱いで、一人のNPCに納品できる数には限りがあり、この数は他のプレイヤーと共有のため、誰かが上限まで納品してしまうと受け付けてくれなくなるが、時間の経過でリセットされる。なお、納品の際はバッグの空きが１マス以上必要なため、満杯の場合は魚以外を取引所か倉庫に預けてから納品しよう。
まずは近くの皇室釣り納品NPCに納品できるだけ納品し、別の皇室釣り納品NPCがいるなるべく遠い町まで移動しよう。どの町にいるかは、画面右上の虫眼鏡（NPC検索）で「皇室釣り納品」と検索すれば分かる。おススメは、べリアで釣った場合はグラナだ。訪れたことがない場合は、旅行者の馬を借りて向かおう。
訪れたことのある町への移動には「キャラ移動」のシステムが便利だ。Escキーでメニューを開き、電源ボタンをクリック、キャラクター画像の下にある「キャラ移動」ボタンを押すと、訪れたことのある町を選択できる。そして、切り替え先のサブキャラを選ぶと、自動移動が開始され、サブキャラに切り替わる。移動時間は20分で、経過前に移動中のキャラに切り替えると移動がリセットされてしまうので、それまではサブキャラで遊ぶかログアウトして待とう。
20分が経過したら移動中の表示が消えるので、手動でキャラ変更すれば移動先の町でログインできる。皇室釣り納品NPCを探して納品しよう。
残った魚は貿易管理人に売却
皇室釣り納品が出来ない赤色等級と緑色等級の魚は、貿易管理人に売却だ。こちらは釣った場所からの距離で増額され、痛み度合いで減額されるが、数に限りはないため、全て売却できる。売却が済んだら再び「キャラ移動」システムで元の町に戻ろう。
赤色等級の魚は、遠い町で売れば1000万近くの値が付くため、運よく数匹釣れれば、一晩の放置で数千万を稼ぐことも出来る。是非試してみてほしい。
釣竿の修理
魚を釣り上げるたびに、釣竿は摩耗していく。プガルの釣竿は修理が可能なため、魚の売却が済んだら鍛冶屋や厩舎番で修理をしておこう。
